新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
2020年、振り返ると世界がこれまでとは大きく変わった年だったと思う。夏場でもマスクをしていないとお店にも入れないし、緊急事態宣言でステイホームが推奨されたかと思えば、GoToトラベルで旅行を推奨された。こんなにも振り幅の大きな年は今まで経験したことはなかった。とは言うものの、私自身はテレワークも関係なく週5日毎日出勤して働いていた。予定していた海外旅行が中止になったので、その分の予算で生活に設備投資したり今までしなかったことをやってみたりと、それなりに楽しく過ごした1年だった。そんな2020年のお買い物を振り返ってみます。
お題「#買って良かった2020 」
すっきり見えるにこだわったレンジラック+電子レンジ
令和になっても電子レンジがない前時代的な生活を送っていましたが、とうとう終止符を打った。 最近の電子レンジは大きくて、今まで使っていた幅44cmのレンジラックに置ける電子レンジはほぼない。そうなるとラック自体を買い換えることになるが、下にゴミ箱が置けて炊飯器を置く場所が引き出せるものが希望だったのだけれど、なかなか見つからず。かといって物理的にも大きいので適当な物にするわけにもいかず。そんな折に、かなり理想に近いパーフェクトなレンジラックを見つけたので、すぐに買って念願の電子レンジ導入を勢いに任せて行いました。すっきり見えるにこだわって作られているので、本当にすっきり見えて、視界がごちゃごちゃせずに満足しています。緊急事態宣言が出た際に電子レンジがとても活躍してくれたので、あのタイミングで導入しておいて良かった。
緊急事態宣言が出ていても週5で通常出勤していたので、スーパーの開店時間と買い物のタイミングが合わなくなり買い溜めをしたり、そもそも体力的に作る気力がなかったりして、に冷凍食品にお世話になったり。料理するのはできるし好きだけれど、気力体力的にできない日もあったりするのだが、作らなくてもおいしい物が食べられると思えるだけでこんなにも精神的負担が軽いのかと実感した。おいしい冷凍食品の発掘も一時期マイブームだった。
プチ食洗
全自動洗濯乾燥機の導入で洗濯の負担がだいぶ軽くなったことで、あまり好きでない家事の食器洗いも自動化できないかと目論んだ。賃貸の物件なので、作りつけの棚が食洗機をおきたい位置と干渉するため設置場所の算段と機種選び、分岐水栓の取り付けに難はありましたが、何とかクリア。導入は大正解。疲れて帰ってきて、食事をとって食洗機に食器を入れてスイッチを押して終了。その間にお風呂に入って後はおやすみなさい…。寝ている間に食器を洗ってくれるので、楽。食器を洗わなくていい分、睡眠時間が増えた。
電動歯ブラシ、ドルツジェットウォッシャー
電動歯ブラシは去年の洗濯機買い替えで付与されたポイントで購入。ドルツのジェットウォッシャーははてなブログのキャンペーンの賞品でいただいたので厳密に言うと買った物ではない…。前に使っていた電動歯ブラシのバッテリー持ちが悪くなって来たので買い替えを検討していたら、ジェットウォッシャーをいただけることになり、それならと電動歯ブラシもドルツにした。まんまとパナソニックの思う壺である。
揃えてからわかったのだけれど、去年買ったヘッドマッサージャーとジェットウォッシャー、電動歯ブラシは充電アダプターが共通で使える。もうこれだけで天才!である。コンセントの関係で2個しか充電器が使えないので共通なのはありがたい。ジェットウォッシャーが刺しっぱなしで、ヘッドマッサージャーと電動歯ブラシを充電器共有にしている。
そのほかにも替えのブラシのスタンドにジェットウォッシャーのノズルがぴったり収まるようになっていて、乾かしやすくなっており、思った以上に使いやすかったので嬉しい。
マスクを常につけているので、今まで以上に自分の息が気になるし、口の中の環境にも敏感になった。歯磨き粉も美白メインから口の中すっきりのものに変えて、電動歯ブラシやジェットウォッシャーを駆使してクリーンな状態を保つようにしている。あと、職場にマウスウォッシュも常備している。息が生臭くなくなりマスク生活がかなり快適になった。どれか1つがてきめんに効いたと言うよりも、相乗効果で少しずつ良くなっているといった感じ。美白は歯磨き粉では無く、Crestのシート*1に切り替えよう…。
水着素材でできたマスク
同じスポーツジムに通う友人がおすすめしてくれた。運動する際のマスク着用が義務化されて、急遽、運動しても息苦しくならないマスクが必要だったのだけれども、息がこもりにくくてとても良い。元々水着ブランドなだけあって、柄がオシャレ。顔が地味なので、全部マスクの柄に持っていかれるけれど…。洗濯も全自動洗濯乾燥機に放り込んで、そのまま乾燥までかけているけれど、今のところ縮んだりもせずいい感じである。ちょっとお高かったが、とりあえず普段使いのマスクを全部このシリーズに買い替えた。
iPhone12mini
スマートホンを初めて持ったのも2年前で、それまではガラケーとiPad併用で通信費を抑えていたけれど、ガラケー解約のタイミングで格安スマホに移行。スマホの便利さに初めのうちこそ感動していたけれど、パソコンとの連動の悪さに次第にイライラするようになっていた。iPadとガラケー併用の頃よりも格段に便利になったし荷物は減ったのだけれど。慣れとは恐ろしいものだ。機種がファーウェイでgoogleIDやアップルIDは持っていても、昨今の事情によりファーウェイIDを作る気にはなれず、iPhoneに買い替えました。コンパクトさと軽さとカメラが綺麗な機種が希望だったので、iPhone12 miniを選択。パソコンとの連動が良くなり、スケジュールの管理がしやすくなりとても気に入ってる。まだあまり使い込めていないので、これからに期待。小旅行先の浜松のビックカメラでたまたまSIMフリー機の在庫があり、その場で購入したため、ふと楽しかった旅行を思い出し、ふふふ…と嬉しい気持ちになる。
MacBook Air
以前使っていたMacBook Proが充電されず、修理費6万円と言われたので、修理費にプラスしたつもりで、その場でMacBook Air買って帰りました。この判断のおかげで、パソコンのない年末年始にならずに済んだ。ものの良し悪しがどうこうよりも、購入に関する判断の早さがめっちゃ良かったって話ですね。
購入したMacBook AirはUSBがタイプCのため、手持ちのデバイスがまだ接続できていない。マウスはBluetooth接続のものを買い直した。いつの間にmagsafeでなくなっていて、充電しながら使ってたら、コードに足をひっかけました…。充電しながら使うのはやめよう…。
しかしMacBook Proに入っている写真データがどうしても諦めきれないため、街の修理屋さんに持ち込みをして現在も入院中。
出先カフェで気分転換
ものですらないが、お金を払って良かったと言う意味でこちらに入れておく。今まで外食する習慣がほとんどなく、飲み物と席だけで500円がとても高く感じていた。喉が渇いたならコンビニで100円で飲み物買えるじゃんと思ってました。昔はその100円すらも惜しくて我慢していたけれど。
しかしこのコロナ禍の中で家と会社との往復ばかり、しかも仕事では不機嫌の発散相手にされたりと心がすり減っていた。ある日、疲れと心のすさみと頭のぐちゃぐちゃがピークに達し、ふと「キラキラしたものに触れたい…!」と衝動が抑えきれなくなった。
翌日有給を取ってカフェでティータイムしながら手帳を書いたり読書したりと贅沢な時間を過ごしたら、見事にハマった。すっきりした空間で過ごす時間においしいお茶とケーキがついてくると思うと、途端に高く感じなくなるから不思議。出先で喫茶店に入るのがなんだかもったいなく感じていたけれど、視点を変えれば感じ方が変わるのを体感した。遠くに行かなくても目先を変えれば身近なところでも新しい体験ができるのも発見だった。
広島旅行
もはやものですらない。まさか当日に計画変更をして錦帯橋まで行くと思っておらず、自分のフットワークの軽さに自分でも驚いている。朝起きてからプラン組んで、バスに飛び乗って観光して帰りの新幹線に間に合うように戻ってこれるプランを立てて全部遂行して帰ってきたの、私のどこにそんな行動力あったの?でも調べながらプラン組み直すの、パズルを解いているようで楽しかった。自身の変化と成長をググッと感じる良いきっかけの旅行だったな。
総括
2020年はものを買ったというよりも、「やりたくないことをやらない、快適な環境を買った」と思うことが多かった。洗濯も食器洗いも好きでやりたい家事ではないし、かといって汚い服と汚れた食器はそれ以上にストレスなのでエイヤ!とやるしかなかったのが、去年買った全自動洗濯乾燥機や食器洗い機の導入でほぼストレスフリーな生活を送れている。どれもやればできるけど、やりたくない時にどう解決するかという問いに、機械に頼るという回答を出した。「やる気を出す」よりも「機械や仕組みで解決する」は偉大。物を通して、やらなきゃいけないことを自動化したり手間を省いたりと生活基盤を強化して睡眠時間を確保し、体力気力を別のことに向けたりやりたいことにチャレンジしやすい環境にして、家の中にいながらもそれなりに楽しい時間を過ごしていた。2020年の抱負に「生活環境を整える」「お金を理由に我慢をしない」を挙げていたのをすっかり忘れていたけれど、見事にクリアできていて、おー!!!って自画自賛している。
お金の使い方も自身の成長を感じる場面が多くて、特に大きい出費を伴う時の判断が格段に早くなった。長い間、お金への執着がかなり強く、貯金が減ることへの罪悪感と恐怖で自分のことを後回しにしていたのだが、長い間、貯金を重点的にしてきたので手元で動かせる額がそこそこあることで、ある程度の額までは金策を後回しにできるし、悩んでいる時間の方がもったいないと感じるようになった。特にこのご時世、いつかそのうち…では、やりたいと思った時にはもうできなくなっていた…がリアルに身近になったことが大きい。自分のために良い選択肢を選び取り、手放した金額よりも得たものへ目を向けて喜べるようになった。失敗したと感じる買い物がほぼ無くて、自分のお金の使い方に自信が持てている。良いお金と時間の使い方ができるようになたのは大きな収穫の一つ。
物を買っているようで、周り回ってより良い人生物を通して買っているのだという実感が強い年だった。今まで長い間、細々としたところで諦めることも多かったけれど、このご時世に諦めや絶望をしなくても良かった環境に身をおけたことは幸せだったと思う。誰かが与えてくれた環境ではなく自分で作り上げた自負があるので、過去の自分には感謝しかない。過去の自分が当時よりも大切だと思った未来が、手の中にある今なんだと思うと感慨深いものがある。2021年は、より良く豊かな今を楽しめるお買い物をしていきたいと思っている。