ぐでぺんLIFE

私の頭の中の外部記録

私とお金の付き合い方2020

こちらの記事で社会人4年目の時のお金の話を書きました。
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価値観も考え方も、置かれた場所や状況によっても違うし、時間が経てばまた変わっていくと思っている。だから社会人1年目の時と4年目でも違っていたし、きっと数年後にはまた今の価値観とも違っていくのでしょう。私の現在の価値観やお金に対する考え方、管理の方法などについて。生々しいから具体的金額は避けます。 

本業

本業は会社員。

以前仕事を頑張りすぎたこともあって体を壊したので、現在は頑張り過ぎないよう、そこそこ働く。

お金の管理

口座を目的ごとにお小遣い、引き落とし、貯蓄①、貯蓄②の4つに分けている。さらに自分のお財布とは別に、生活費用のお財布を別にしている。

 

お給料は基本的にお小遣い口座に振り込まれ、そこから家賃、高熱水ジム費、貯金などに振り分けている。振り分けたら毎月の引き落とし金額を引き落とし口座に、貯金を貯金用口座に入金、生活費用のお財布に入れる。そして残った分をお小遣いとして自由に使っています。お小遣いは服や美容費、本、雑貨など、必要になった時に払うものたち。

お小遣い口座 

残った分が自由に使えるお小遣い分。自分でコントロールがしやすくて、今月使いすぎたから…とか、あれ買ったからこっちはやめておこう…というやりくりが今のところ楽で便利。美容院行ったり、本やコンタクトレンズ、化粧品を買ったり食事したり…などの不定期かつ非必需品に主に使う。一番こまめに使う口座なので、地元でもATMの多いUFJ銀行を使っています。

引き落とし口座

名前の通り引き落とし専用口座。家賃や高熱水費、ジム代、スマートフォン代、クレジットカードなど引き落としは全てこの口座にかかるようにしてある。

なので定期で引き落とされるものはもちろん、クレジットカードで買ったものの代金も、お小遣い口座からその都度移している。引き落とし口座を別にしておくことで、もう使ってしまったお金に更に手を付けることが無いので、使っていいお小遣いの管理が楽。

ゆうちょ銀行を使っていて、もともと持っていた口座なのと、比較的ATMも多く入金と記帳がこまめにできるので引き落とし口座にしています。

貯蓄①

メインの貯金口座。基本的に手を付けない口座。私の精神安定剤みたいな役割をしてくれている。イオン銀行を使っていて、ステージが上がると利率も上がり、定期預金よりも利率が良くなるので、ほぼ放置の貯蓄用口座にはうってつけ。

ステージをあげる

イオン銀行のステージはイオンへの貢献度によってランク付けされている。ステージが高いとその分金利も高くなる。

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ステージごと普通預金金利 2020.8.15

いつでも引き下ろしできる普通預金金利で最大年0.1%は魅力的。金利が年0.1%になるように、ステージを維持している。

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ステージは上げたいけれど手間が増えると大変なので、できるだけ手間がかからないようにしている。

 ・イオンカードセレクトがゴールドなので、これで40点。*1

 ・インターネットバンキングに登録して30点。

 ・給与を1000円だけイオン銀行に振り込まれるように設定して30点。

 ・外貨普通預金積立に毎月500円*2に振替えるように設定して30点、振替後の残高に応じて点数がつくけど、しばらくは10点。

合計140点。

 

設定の変更だけで140点ついているので、毎月やっていることはWAONで買い物するぐらい。これで10点。

合計で150点になりプラチナステージを維持している。

 

外貨預金はドル建てで為替の変動リスクもあるけれど、変動で減る額よりもステージを上げて金利を上げた方がメリットが大きいと思う。WAONでの買い物もミスドやコンビニに行くときにしているので、負担にはなっていない。今のところ月に一度のWAONで買い物や為替の変動リスクよりもメリットの方が大きいと感じている。

 

 

貯蓄②

こちらも貯金用。アルバイトをしていた時に給与受け取り用に作った三井住友銀行の口座を使っている。家電や引っ越しなどでまとまったお金が必要なときはこの口座から出す。 

ペイオフ上限まではまだ余裕があるのに貯蓄口座を2つにしているのは、銀行や口座に何かあった時にお金が必要になっても、現金を確保しやすいので。どっちかの銀行や口座になにかあっても、どっちかが残っていれば何とかなりそうなので分けてる。

生活費用財布

雑誌の付録のミニ財布を使用。主にスーパーで買う食材やドラッグストアで買う日用品や薬代にしています。

以前、お小遣い口座と一緒にしていたら、口座のお金が減るのが嫌で食費を削りに削ったり、身体がしんどくても薬を買わなかったりと暴挙に出たことがある。体調が悪くても薬も買わずに気合で我慢…実家にいたころからも買えなかったので、我慢してやり過ごす癖がついていたんだと思う。肌も髪もパサパサで常に体は重くて便秘もひどいし、頭もボーッとして気力もなかった。そして本格的に体調を崩し、こんなにも我慢してお金のことで頭がいっぱいで私の人生何なんだろう…となった。これではいけないと、そこそこの日常生活な必要な資金は先に選り分けて確保し、使い切ってもいいお金としたら、気持ちの上で使いやすくなった。私ははっきりと数字で表れる、通帳の数字が減るのが嫌でだったんだなあ…。

 

スーパーやドラッグストアに行くときは基本的にこの財布から出す。このお財布の中身は使い切ってもいいからと、健康を最優先に、食費はケチらずお肉やお刺身も野菜も食べるようにした。このお財布の中身は使い切ってもいいと思えると、食べたいものも買えるようになったし、体調も戻った。体調管理と食生活の大切さを身を持って感じたし、もうああなりたくはないので、予算は多めにしているし、余った予算でアイスとか食べてる。

その他

資産運用としてNISAで投資信託あり。2020年7月現在プラマイゼロで塩漬け中。一攫千金というよりは、経験としてやってみた。あとはふるさと納税を毎年やっている。去年の返礼品のハンバーグ美味しかったなー。

 

iDecoはまだやっていない。まだ30過ぎたばかりなので、老後の年金よりも先にお金が必要になることがありそう。あと私の性格上、貯めるのはできる。定年延長の話もあるので、30年先の老後ためよりも、もっと優先したいことができそうなので。

支出

入ってくるお金は自分でコントロールできないけれど、出ていくお金はある程度コントロールしている。

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私にとって何がどれぐらい重要かを書き出して、それを参考に何にお金をかけるかを決めている。上の図のような感じで書き出しています。

例えば①のところに家賃や食費がくるし、④のところにタバコやギャンブルがくる。人生のその時々で、移動する項目も、増える項目もある。それは自然なことだと思う。

例えば貯金は今でこそ②にいるけど、以前は①にいて最重要項目だったし、ちょっといいお菓子なんて、以前はなかった項目だった。

大事なのは表ではなくて私の人生だから、人生の風向きが変わったら見直しもしている。

思いがけない出費をカバーするための貯蓄、具体的な用途のない貯蓄もしている。今までの、限りなく切り詰める生活がベースになっているので、買わないが身についているというのもあって、少しずつ加減しながら緩めていってはいるものの、たくさん買う方ではないと思う。

お金をかけないものを決める

④の部分。あれも!これも!お金をかけようと思ったらきりがないけれど、自分が使えるお金は有限なのは事実なので何にかけたいかと一緒に何にお金をかけないかも決めている。

タバコやギャンブルが私は④にあたるんだけれど、ここに入るものには一切使わない。

お金をかけどころを見極める

①の部分。ここに置かれるものについては、お金のかけどころだと思う。私の場合ここに入るものには、お金をかけてよかったと思うことが多い。

家賃や食事のように生活の質に直結するものは、ある程度の予算は確保していて、そのなかで納得できるものを選んでいる。上を見ればきりがないし、同じ予算内なら美味しいものを食べたいしきれいで静かなところに住みたち。だから材料を買って自分で作るなどで出費を抑えてお肉やお魚、旬の野菜など満足できるものを食べることにしている。

材料にはお金をかけられるけれど、誰かに作ってもらうことにお金をかけない。その分予算内でいい素材に振りたい。お金をかける部分でも、手をかけることで膨張しすぎないようバランスをとっている。

ホイホイ買わない

メリハリをつけるのも大事だけど、ハリの部分だからと言って無尽蔵にお金をかけられるわけでもないのよ…。特にお金の無い時期が長かったので、買う前に熟考を重ねる。考えてるうちにヒートアップしすぎてもういいや…ってなったものも多数ある。

  • 所有のために買わない
  • 欲しい気持ちを満たすために買わない
  • 買ったら必ず使う

この3つは意識しているもちろん予算やスペースの都合などもあって、買えばもちろん物量が増える。部屋がごちゃっとしたのが苦手なので、管理の手間やスペース、大きいものなら処分する手間まで考慮して購入を考えている。

コレ!と心に決まった段階で、高くても思い切って買っちゃうほうが後々引きずらない。あと使い込んでいるうちに愛着が湧いてくるので、すぐに次にほしいものが湧いてこないのがよいところ。

物を捨てるのが苦手で一度買うと壊れるまで使い続けることになるので、必要なものはできるだけ予算をかけてでも、気に入ったモノを購入するようにしている。

このやり方にしてからは、ほとんどの手持ちのものには満足できている。

何にお金を払っているかを意識する

服を複数買いしたり、買ったけどまだ読めていない本も、もちろんあるよ!

ユニクロの同じサイズ同じ色のカットソーを9着買いました。はじめに1着買って、来ているうちに好みドンピシャなのが判明したので追加購入。ユニクロ、来季も同じものを出してくれるとは限らないので、売り場にあるだけを追加で買いましたよ…。

このとき買ったのは手間と気力だと思っています。好みドンピシャのシンプルなカットソー、探して見つけるだけでもお店を回って試着をして…となるとそれなりに時間と気力が必要なので。

ドラム式の洗濯乾燥機も買ったけれど、あれはいいものだ…。休日に洗濯で削られていた体力と気力と時間がそのまま返ってきた。もう手放せない。 ちょっと高かったが、休日の体力と気力と時間を買ったと思えば、そう高くはい買い物だったと思う。

 

質も確保する

特に③の部分かな。日用品の類は毎日使うだけに使い勝手が悪かったり壊れやすかったりというのは避けている。質のためなら200円とか出せるので、コストパフォーマンスを重視してストレスのない質を確保しつつ、そんなに値段はかけない。ドラッグストアに売ってる中価格帯を目安にしている。

 

気分が上がるものを手にいれる

いざ買うと決めたら、出来るだけ良い気分の時に買うようにしている。スピリチュアル的なものは苦手だけれど、嫌な気持ちの時に買ったものを目にするたびに、その時の気持ちが思い出してなんとも言えない気持ちになったりする。落ち込んでる時に見ると、落ち込みに拍車がかかる。そういうのは良くない。

以降、特に長く使うものは、本当にほしいものをいい気分のときに買うようにしている。買った後も見に入るだけで気分が上がる。

むしゃくしゃしてどうしても散財したい!時もある。そういうときはちょっといいお菓子などの消えものにしている。いいものは落ちた気持ちを浮上させてくれるし、食べてしまえば後に引かない。ハーゲンダッツは高級感もあるけど、コンビニでも手に入りやすく最強。

 

なかなか思い切れないもの 

以前は買う買わないを値段で決めていたけれど、ある程度の余裕ができてからは自分の気持ちを優先するようになった。それでも欲しいけれど思い切れないものもあって、悩んでいるときはそこまで欲しくはないんだけれど、いざ手に入らないとなると却って執着してしまう。悩んでる時期に思い切って手に入れるために考え方をちょっと変えました。

気分が上がる理由をつける

フェイラーのハンカチ、めっちゃかわいいけど1枚2500円か…と買うの半年ほど悩んだ。手を出せない価格ではないし、好みの柄で買えば使うんだけれど、そこまで熱烈に欲しい!ほどではなくて、なんとなく後回しになっていた。

しかし、友人の誕生日プレゼントを迷った挙句フェイラーにしたため、思い切って自分用にも購入。

柄の可愛らしさもさることながら、吸水性もよくて手洗いうがいを頻繁にするようになった昨今とても役に立っている。何よりも使うたびに、おそろい…となって嬉しくなる。使っているだけで嬉しい気持ちになれるの良いな。おそろいを喜んでくれた友人にも感謝している。

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香水瓶柄とフルーツサンド柄。かわいい。

 

旅先で買う

上と同じような話だけれど。普段思い切れないものは、旅先や旅行準備で買うようにしている。旅行から帰ってきた後も、なんとなくワクワク感が残っている気がするので。iPadがハワイで買ったものなのだけれども、iPad使いながら旅の楽しい思い出をふと思い出したりする。今使っているスマートフォンもパリ・ウィーン旅行のために買ったものだけれど、なんとなく旅のワクワク感が残っている気がする。次はiPhone台北あたりで買いたいのだけれど、いつになることやら…。

ポイントを駆使する

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楽天スーパーセールやお買いまわりのキャンペーンに乗っかると、驚くほどのポイントがつく。期間限定ポイントのため、すぐに期限がきてしまうのでさっさと使いたいのだけれど、いざ付与されると何を買って良いのかわからなくなる。

普段からちょっといいなと思ったものは手帳につけるようにしていて、素敵だと思ったけれど優先順位は高くないものをポイントの消化で手に入れている。何にしようか考えてるだけでも楽しい。クナイプのバスソルトやちょっとお高めのシャンプー、デパ地下のお菓子。どれも心がときめいて素敵な気持ちになれる。余裕やゆとりってこういうことなのでしょうか。

 

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台湾茶と夏の昼下がり



8月末までの期間限定ポイントで、ウエッジウッドの食器買っちゃったよ〜!台湾茶をマグカップで飲むのもな〜…と思っていたところ、シノワズリのシリーズが目についたので、ポイントだしエイヤ!と行ってしまった。綺麗で素敵なので後悔はしていない。

 

完全に余談だけれど、楽天Payを使うと楽天ポイントを導入していないお店でも期間限定ポイントが使える上にポイントも付与されるので、使い勝手が良いです。

 

後悔しないお金の使い方が目標

コロナの影響で外出自粛していた時期に身の回りを整理した。その時に、今までお金をかけてきたものたちが、今私の手元にあってよかった…と強く思ったのだ。

一番はじめに重課金したのは貯金。実家にも頼れない状況で親元を離れたため、何かあったときに一番頼りになるのがお金だった。やりたいことも全部我慢して、心のスイッチを切って生活していた。お金は貯まったけれど、感情が抜け落ちていた。

その後、貯金への課金をゆるめ、家や家電などの生活必需品にお金をかけたり、ウェッジウッドの食器やカシウェアのブランケットなどのちょっといい生活用品に課金してみたり。その辺りがひと段落したら旅行にも行った。新しい経験と非日常が楽しかったな。貯金も家電も、ウェッジウッドもカシウェアも旅行の思い出も、全部持って良いてよかったと心から思っている。

 

少し話は変わるけれど、以前に今週のお題で「一番会いたい人」をテーマに記事を書いた。その時に一番会いたい人は高校入学後の自分で、会って今100万円ぐらい渡したいと書いた。もちろん今の私の貯金から。そして身なりを整えてメガネを買い、勉強して実家を出る備えをしてくださいとメッセージを送っている。

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今の私は10年後の私からみたらどんなふうに見えるのだろう?どんなメッセージを送るのだろう?幸いなことに自由になるお金は少しはある。買い物に限らずに、10年後の私から褒めてもらえるような使い方で、自分で自分を幸せにしてあげたいと思っている。

 

この考え方に到達するまでに回り道もしたし時間もかかった。はじめはお金の問題で物を買わなかったけれど、そのせいか物の力で自分を満たそうとしなくなり、結果的に満足のいくものを手に入れつつも、「いつの間にかお金がなくなっている」を避けるスタイルを習得できたことは大きな収穫だった。

 

どこまでいっても正解がないトピックなので、本人が納得しているかが一番大事だと思っている。今はこれで納得しているけれど、人の価値観はその人ごとそのときごとに変わっていくもの。未来はどうなるかわからない。いつか何かにハマって大散財するかもしれない。私自身は今のやり方に納得も満足もしているけれど、もっといい方法があればアップデートしたいきたいな。

 

*1:以前キャンペーンで定期預金にしたら、紹介状が届いた。

*2:設定できる最低額