2017年10月に北海道小樽・札幌に旅行に行って来ました。
小樽がとても気に入りました。
もっと居たかった、また来たいな、今度は長めに時間をとって…
なんて考えているうちに、行きたくなってしまいました。
特に行ってよかったと思っているオススメスポットを3つ紹介します。
ルタオ本館 3階展望室
小樽にある本店の2階にはティーサロンがあり、
生のドゥーブルフロマージュやショートケーキ、本店限定のアップルパイなどの
ケーキとお茶を楽しめます。
オススメは3階にある展望室。
入室は無料なので、気軽に小樽の景色を楽しむことができます。
赤い矢印のところにガラスがありますね。
この部分が展望室になっています。約6階分の高さです。
エレベーターの横に階段があり、そこを登っていきます。
エレベーターの表記上3階とありますが、展望室へ直通ではありません。
降りた後、3階分ほどを階段で登ります。
おしゃれな雰囲気が漂います。
さっそく窓の外の景色を。
今日はあいにくの薄曇りですが、見たことにない景色はわくわくします。
こちらは海側。
港に船が停泊中です。どこに行くのでしょうか。
メルヘン交差点も上から見ると、また違った表情に。
展望室内にはこんなものも。
二人の鐘の物語
親愛なる小樽の塔
昔々、小樽の灯台で
いつも大切な人の船出を見送る人がいました。
また会おうと言う意味を込めて
船まで聞こえるように燈台の鐘を鳴らしていました。
そうすると必ず
また2人は出会うことができたのです。
ルタオの塔でも、海に向かって大切な人を想いながら
思いの鐘を鳴らすと気持ちが伝わり、
願いが叶うと言われています。
小樽洋菓子舗ルタオ
ロマンチックです。そんなわけで、鐘を鳴らします。
神社の鈴のようにちょっと揺すれば鳴るかな…なんておもっていたのですが。
ちょっとやそっとじゃ鳴りません。
そして強めに揺らすと、カーンッッッ……………。
かなり大きい金属音が出ます。
耳がちょっと痛くなるくらい。ご注意ください。
小樽洋菓子舗 ルタオ本店
北海道小樽市堺町7−6
営業時間 9:00〜18:00 ※ティーサロンは17:30まで
季節によって変動あり
公式サイト
オンラインショップ : チーズケーキの通販、お取り寄せならLeTAO | 小樽洋菓子舗ルタオ
3階展望室は入室無料。
小樽オルゴール堂 2号館 アンティークオルゴールコンサート
手のひらに乗る小さな箱を開けると流れる美しい音楽。
オルゴールと言われて思い浮かぶのは、そんな風景。
ここにあるのはそれだけではありません。
どちらかというと、どう見ても家具…な珍しい品がそろっています。
そしてその品々を演奏するコンサートが1日に6回開かれます。
入場・観覧は無料。
10時、11時、12時、14時、15時、16時から各回約15分間。
時間と内容は以下の通り。
ふらりと入っても、とても楽しめる内容になっています。
※時間・内容が変更になる場合があります。
パイプオルガン
天井に届かんばかりの、100余年前に作られたエオリア・パイプオルガン。
こちらがここの目玉といっても過言ではありません。
なかなか聞くことのできない、パイプオルガンの優しい音色に癒されます。
演奏の曲目も多く、各回で違う曲が演奏されるので、何回聞いても飽きません。
観覧席があるので、観光で疲れた足を休めながら演奏を聴けますよ。
オーケストラオルゴール(シリンダー)
こちらはオーケストラオルゴール(シリンダー)。
思い浮かべるものと仕組みは同じで、シリンダー(円柱)のもの。
ですが、遥かに大きいです。
機構は同じで、円柱に植えられたピンを本体の櫛歯がはじいて音を出します。
箱自体が響板の役割をしているので、スピーカーがなくても響きます。
1,850年頃、日本にペリーが来航したころに作られたオーケストラオルゴール。
シリンダータイプの繊細な音に加え、ベルの華やかな音が加わります。
ディスクオルゴール
こちらはディスクオルゴール。
高さ2m弱といったところ。
金属製のディスクにピン植えられていて、これを本体の櫛歯で弾くことで音が出ます
背面の板が響板の役割をしています。
ディスクを交換すれば、簡単に曲目の変更ができるのが特徴。
力強く迫力ある音色が広がります。
1910年に作られたポリフォン社のstyle No.6 アップライト。
ディスクを縦に入れるタイプのもの。
ケースがアール・デコ調で優美な華やかさがあります。
コインを入れると演奏が始まる仕組みになっていて、
昔はバーやレストランなど人が集まる所に置かれていました。
北海道小樽市堺町6−13
営業時間 9:00〜18:00
コンサートは10時、11時、12時、14時、15時、16時から約15分開催。
入場・観覧無料。
公式サイト
※近くに小樽オルゴール堂本館がありますが、そちらとは別の建物です。
北一硝子三号館 北一ホール ピアノ演奏
シャンデリアや壁一面に広がる、石油ランプの暖かな光に包まれる幻想的な光景。
まるで別世界に来たような、非日常の空間。
そんなロマンチックなカフェ、北一ホール。
元々は漁業用の倉庫で、天井が高く開放的で気持ちがいいです。
各テーブルに置かれた石油ランプの灯りを見つめているだけで、心が落ち着きます。
石油特有のにおいが、雰囲気を一層引き立たせます。
オススメは平日午後に開かれるピアノ演奏会。
生の演奏を聴きながら、揺らめくランプの灯りを見つめながら、
優雅な非日常の空間で過ごすティータイムは格別です。
開催日は毎週月〜金曜日(祝祭日を除く)、
14時、15時、16時から各回約30分。
開催があるときは外の掲示板に出ますので是非。
メニューはこちら。
お値段は一般のチェーン店並みで、気軽に楽しめますよ。
これ以外にも食事メニューがあります。
※びっくりシュークリームは販売休止中。
北一硝子三号館 北一ホール
北海道小樽市堺町7−26
営業時間 8:45〜18:00
※食事メニューは15:00オーダーストップ
※※喫茶メニューは17:30オーダーストップ。
公式サイト
さいごに
小樽はコンパクトな街なので、歩き回るのも苦になりません。
札幌から30分ほどで着くので、移動も楽チン。
書いていて、また行きたくなってきました。
旅行の予定を立てるときに、参考にしていただければ嬉しいです。
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